よくある質問
【色彩値L*a*b*とは】Japan Colorはなぜ色彩値L*a*b*なのか?
Japan Colorに限らず、色を表すには、色の3属性である、明度(明るさ)、彩度(色の鮮やかさ)、色相(色味)を規定する必要があり、CIE(国際照明委員会)が定義しているL*a*b*表色法は、L*、a*、b*を指定すれば、色を3次元の色空間に位置付け、数値化できます。L*a*b*表色系は、明度・彩度・色相を規定でき、また2つの色の違い(色差ΔE)を色空間における2つの色の距離として表すことが出来ます。L*a*b*表色系は、人の目を物差しとして評価した色の心理・物理指標で、均等色空間として定義され、機器に依存しない色(デバイスインディペンデントカラー)となります。
一方、濃度は明度軸だけのため、色の一側面しか表すことができません。使用するインキと用紙で目標の色彩値を得るための濃度を予備実験で求めておいて、この濃度値を自社基準として印刷すれば、Japan Colorの色彩値が得られることになります。
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